私たちに今一番必要なのは「睡眠」

睡眠不足が引き起こす症状ってなに?

睡眠不足が引き起こす症状ってなに?

睡眠不足に陥ると身体的にも精神的にも辛い症状が現れます。そうなると、仕事や普段の生活に悪影響を与えることになりますので、そうならないように睡眠改善に努めなければなりません。ここでは、睡眠不足によってどのような症状がでるのかを紹介します。もしすでに当てはまるようなら要注意です。

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身体的症状

まず睡眠不足が続くと風邪をひきやすくなります。これは、十分な睡眠が確保できないことによって免疫細胞が活動しなくなるためです。免疫細胞は、様々な病気から身体を守ってくれる非常に重要な細胞です。この細胞が活発に働くのが睡眠中なので、睡眠時間が短くなればその分免疫細胞が働ける時間も少なくなるので、風邪をひきやすくなるのです。
次に、貧血も起きやすくなります。貧血とは、身体の中に十分な酸素が行き渡らなくなることで、めまいや頭痛を引き起こす症状のことを言います。酸素を運ぶには赤血球に含まれるヘモグロビンが重要になりますが、ヘモグロビンを作るためには十分な鉄分が必要になります。しかし、睡眠不足になると身体が鉄分を吸収しづらくなってしまうため、貧血が起こりやすくなるのです。
次に、特に女性に知っておいてほしい症状を紹介します。まず、肌荒れを引き起こすので注意してください。睡眠不足だと、肌の細胞を活性化させる成長ホルモンと、肌の酸化を予防するメラトニンが十分に分泌されません。また、女性ホルモンの分泌も乱れるため、生理不順を引き起こす可能性があります。

精神的症状

日中にガクッと眠気が来るようになった人は要注意です。睡眠不足により、脳の大脳皮質の働きが鈍くなります。その影響で、普段であれば目覚めている時間帯でもいきなり眠気に襲われるようになるのです。また、睡眠不足の影響でドーパミンが過剰に分泌されることによって神経が過剰に働き、幻覚や幻聴を引き起こすこともあります。
さらに、感情のコントロールが難しくなるという症状も引き起こします。人間は普段、脳にある偏桃体という部分で感情をコントロールしているのですが、これが睡眠不足になるとうまく働かなくなります。偏桃体が異常に活性化してしまい、情緒不安定な状態に陥ります。それに加え、普段よりもはるかに大きな疲労感を覚えます。これは、本能的にこれ以上の活動は限界だと脳が判断し、強い疲労感を与えることで活動を停止させようとするためです。
そして、前頭葉の機能も落ちるため、集中力や判断力も低下します。これは特に、仕事をしている場合に危険な症状となります。大きなミスを引き起こしてしまうかもしれません。こうなってしまう前に、しっかり睡眠改善に努めましょう。