私たちに今一番必要なのは「睡眠」

睡眠不足になってしまう原因ってなに?

睡眠不足になってしまう原因ってなに?

社会人になってから睡眠不足に悩まされている人は多いのではないでしょうか。人生の3分の1は睡眠時間である、そう考えるとできるだけ良い睡眠をとりたいものです。睡眠不足になると仕事や生活に様々な悪影響を与えます。そこでまずは睡眠改善のために、睡眠不足になる原因について知っていきましょう。

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仕事のせいで寝られない

まず、「忙しくて睡眠時間を確保できない」というのは、睡眠不足に悩まされている人の多くが挙げる理由ではないでしょうか。仕事が忙しいと帰る時間が遅くなり、そうなれば必然的に就寝時間も遅くなります。忙しい状況だと睡眠時間をとるのが惜しくなりますが、身体が限界を迎える前にどこかで睡眠時間を確保するようにしましょう。
「夜勤」の人も睡眠不足に陥りやすいという特徴があります。本来人間の身体は、朝に目覚めて夜に寝るようにできています。それに反した生活リズムをしているわけですから、当然負担はかかります。日中でも問題なく睡眠をとれるという人もいますが、なかなか慣れない人も多いのではないでしょうか。これも、時間を見つけて睡眠時間を確保するようにしましょう。

身体的理由

「運動不足」も睡眠が足りなくなる原因になります。運動をして身体を適度に動かした日は心地良い疲労感の中でぐっすり眠ることができますが、まったく体力を使わなかった日はなかなか寝ることができません。これは、身体が疲れていなくとも脳は一日中活動しているので、身体と脳の疲労度合いがアンバランスになってしまうことで起きる現象なのです。普段の仕事で身体を使うことが少ないという人は、意識的に運動をする時間を設けた方が良いかもしれません。

精神的理由

仕事やプライベートで「悩みごと」を抱えていると、気持ち良く睡眠をとることができません。悩みごとが解決しないかぎり、モヤモヤした気持ちは晴れないままです。そのような状態でベッドに入っても、悩みごとを思い出してはグルグルとそのことに気を取られ、なかなか寝付けないまま時間だけが過ぎてしまいます。悩みごとをすぐに解消できれば話は早いですがそう簡単にいかないことも多いでしょう。就寝前にできるだけリラックスできるように、例えばアロマなどで気持ちを落ち着かせるなどの工夫をしてみましょう。
悩みごとに近いところで言えば、「ストレス」を抱えているとこれも眠りを妨げる要因になります。人間はストレスを感じると交感神経が興奮状態になり、脳の動きが活性化することで睡眠を妨げることになります。睡眠状態に入ったとしても脳が活動しているレム睡眠状態なので、うまく疲れが抜けません。これもストレスの原因を取り除くのが一番ですが、難しい場合は自分に合ったストレス解消法を見つけるのが良いでしょう。